最近見た映画(主に攻殻機動隊について)
ニート期間からの約一年、TSUTAYAでDVDを借りて映画を見ることにはまっている。ジャンルは関係なく主に洋画を見ていたのだが、一番はまったのは攻殻機動隊だ。
映画版とTVアニメ版を一気見した。全体的な印象としては映画版がファンタジー感があって、TVアニメの方が正統なSFという感じがした。個人的にTVアニメ版の方が好みだった。ARISEはちょっとよく分からなかったので、二作目からは見ていない。
こう言っちゃなんだが、映画とTVアニメを通して、バトーさんが徹底的に寝取られ男で笑ってしまった。
あ、でも攻殻機動隊で一番好きなキャラはバトーさんだ。映画を借りてみるまで、僕の攻殻についての知識は大昔に流れていた怖いCM(イノセンス)のみだったので、バトーさんの印象は「ホラー映画に出てくる気色悪い目をした人形フェチっぽい悪役」だった。なので、映画版での渋いかっこよさと、TVアニメ版での軽口といざというときの不器用さにはギャップもあって、完全にあてられてしまった。
もちろん、安くなってから実写版も見た。別に面白くなくはなかったのだが、特にいいと感じた場面もない。電脳化と義体化がそれほど普及していない世界が舞台だったので、電脳戦なんかの醍醐味がなくなっていたせいだろうか。
あと気になったのは、声優陣。別にアニメと同じにこだわらなくて良かったんじゃないだろうか。あの髪型だとスカヨハは幼く見えるし、バトーさんも見た目は若い黒人なので、声が全体的に太くて年取り過ぎに感じる。MCUを見たせいもあって、演技は好きになれないが、米倉の方があっている気がした。
とりあえず、いまだに昼間の人込みは恐怖の対象でしかないので、時期を見計らってブラックパンサーを見に行きたい。